このページは2009年05月10日に更新されました
Windows XP編 もくじ
0 はじめに
1 隠れているコントロール項目を
表示させる
2 デバイスドライバをアップデートする
3 デスクトップパソコンに
サウンドカードを追加する
4 ノートパソコンにUSB/PCカード
オーディオデバイスを追加する
5 SigmaTel製オーディオデバイスの
ステレオミックス問題について

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ステレオミックス問題総合対策情報
Windows XP編

トップページ>>ステレオミックス問題総合対策情報トップ>>Windows XP編>>3.デスクトップパソコンにサウンドカードを追加する

3.デスクトップパソコンにサウンドカードを追加する

デスクトップパソコンの根本的解決策
 デスクトップパソコンでは、マザーボード上に空いているPCIスロットがあれば、サウンドカードを追加することが可能です。サウンドカードの追加は、ステレオミックス機能の追加だけではなく、オンボードのオーディオデバイスによく見られるマイク入力のノイズの解消や、ゲームやDVDを楽しむ場合などでのサウンド再生の強化にも繋がります。

取り付け作業は簡単、不安な人はパソコンショップなどへ
 PCIスロットへのサウンドカードの追加は、いくつかの注意点を守り、+ドライバーが1本あれば誰にでもできる簡単な作業です。このページで簡単な作業工程の一例を示しますが、不安な方は、部品の取り付けサービスを行っているパソコンショップを利用するのも良いでしょう。(パソコン本体を持ち込み、そのお店で部品を購入し、取り付けてくださいと言えばタダでやってくれるお店もあります。)

誰にでも発生する可能性がある「相性問題」
 しかし、残念ながらサウンドカードの追加にも問題点があります。それはパソコンとの相性問題です。相性問題とは何か?と聞かれて正確に答えるのは非常に難しく、「手順をしっかり守り、確実に部品を追加した、でも動かなかった、その理由はよく分からない。」という事は珍しいことではありません。パソコンのあらゆる部品に言えることですが、せっかく買っても相性が悪くて動作しない、お金の無駄になってしまったという不幸は誰にでも起こりうることなのです。
 『サウンドカードを購入し、PCIスロットに追加したのに動かない場合もある』という事をご理解ください。相性問題についての、より詳しく丁寧な解説は、参考外部リンクをご覧ください。
(参考外部リンク)
 「パソコン自作NAVI」-「相性問題」

オススメ低予算サウンドカードのご紹介

オススメサウンドカードの掲載基準と注意点
 管理人が実際に購入したもので、5000円以下、音楽+マイク同時可能な機能を備えていることを確認済みの製品を紹介しています。

・スリム型パソコンを所有の方はロープロファイルの対応にご注意ください。
・パソコンによっては、オンボードオーディオデバイスの動作を、BIOSなどから停止しなければ、サウンドカードが正常に機能しない場合があります。メーカーのサポート情報などから確認してください。
・異なるメーカーのサウンドカードを複数枚同時に使用するのは非推奨です。
(Creative Sound Blaster 5.1 と玄人志向 CMI8738-4CHPCIを同時に使用した二台のパソコンで、WindowsXP OSが起動しなくなるトラブル、Windows2000 SYSTEMファイルの破損というトラブルが発生しました。Creative製の異なる種類のサウンドカードを二枚使用した場合は、トラブルは発生せず、同時使用が可能でした。)

Creative Sound Blaster 5.1 VX
製品仕様(メーカーWeb) 2008年2月発売
価格相場:1800〜2500円
ロープロファイル:対応 コントロール画面情報

 信頼性の高い製品で、再生音質も良好ですが、マイク/ライン入力端子が共用なので、同時使用はできません。また、マイクブースト機能が無いので、音楽(ゲーム音)とマイク音声を同時に入力/録音するには、音楽音量を絞る必要があり、マイクとのバランスを取ると、全体の入力音量が小さ目になります。

 この製品の旧モデルSound Blaster 5.1は生産終了品ですが、売れ残りや中古で手に入るようでしたら、マイクブースト機能があるのでそちらがオススメです。

玄人志向 CMI8738-4CHPCI
製品仕様(メーカーWeb)
価格相場:900〜1200円 ロープロファイル:非対応
コントロール画面情報

 とにかく安く、大型電気店のパソコンコーナーなどでもよく見かける、手に入りやすい一品です。相性問題で、ややトラブル報告が多い様子ですが、個人的経験では、単体(もしくはオンボードデバイスと一緒に)で使うのであれば問題が発生したことはありませんでした。
 マイクブースト機能有り、マイク・ライン入力の同時使用も可能です。

Creative Sound Blaster Audigy Value
製品仕様(メーカーWeb) 2008年2月発売
価格相場:4500〜5000円
ロープロファイル:対応 コントロール画面情報

 Sound Blaster 5.1の上位版で、再生音質がより高く、付属のソフトウェアも豊富で、マイクブースト機能も有ります。マイク/ライン入力端子が共用で同時使用不可であることと、値段がやや高いのが残念ですが、5000円以下のサウンドカードの中では、安定性や入力音質の向上という点でも、推奨できる製品です。

Aopen COBRA AW850 Deluxe
製品仕様(メーカーWeb)
価格相場:2000〜3200円
ロープロファイル:非対応 コントロール画面情報

 二種類のデジタル入出力、MIDI / ジョイスティックポートなど、安価なサウンドカードでありながら豊富な入出力を装備しています。大型電気店などでの取り扱いも多い製品です。
 デジタル入力もステレオミックスで取り込むことのできる点が、最大のメリットと言えるでしょう。

サウンドカードのPCIスロットへの取り付け例

取り付け作業の際の注意点
・感電防止のために、
 電源は必ずOFFにし、電源コンセントも必ず抜きましょう。
・安全確実な作業のために、
 ケーブルや付属外部機器はできるだけ全て取り外し、平坦で広い場所で作業しましょう。
・静電気による機器破壊防止のために、
 パソコン内部に触れる前には、手洗いや金属に触れるなどして、静電気を体から除去しましょう。
昔のセカンドマシンです。もう全然使ってないなぁ(´・ω・`) 取り付けに使用するPC

IBM製 NetVista A40
CPU  :PentiumV 700MHz
メモリ :PC100 128MB
HD   :20GB

 パソコン正面のオーディオ入力端子は、オンボード標準搭載の「AC'97 Sound Card」のサウンドデバイス入力部分です。
デスクトップならスリムでも2〜3個は空いてます。メーカー製パソコンで最初から全部埋まってるとかってのはありえないよネ-(*´・д・)(・д・`*)ネー 背面を写した画像です。

 矢印で示した部分が、サウンドデバイスを取り付ける空きPCIスロットです。
 デスクトップパソコンの背面に、同じような細長いフタがされている部分があれば、ほとんどの場合、空いているPCIスロットが存在することを示しています。
カバー開けりゃぁ大体わかります。プラモデルより簡単ですもの(・ω・)  パソコンのカバーを留めているネジをドライバーで外し、上から写した画像です。

 矢印で示した白く細長い部分がPCIスロットです。
ドライバーは厳密に言えば#2のサイズな!( ゜Д゜)  PCIスロットのフタは、通常ネジで留められています。+ドライバーでネジを左に回してフタを外します。このネジはサウンドカードを取り付ける時にも使用しますので無くさないようにしましょう。
茶色いのとか黒いのとかあってもそれじゃないんだぜ(´・ω・`)  矢印で示しているのがPCIスロットです。白く細長い形をしています。順番は関係ありませんので、使いやすいPCIスロットの空き部分に取り付けましょう。
コンデンサーをひん曲げないようにしろよな(・´ω`・)  取り付けるサウンドカードはページ上のオススメ低価格サウンドカードでも紹介した、玄人志向のCMI8738-4CHPCIです。
力入れすぎてへし折らないでくだちぃ>ω<;  PCIスロットにサウンドカードを差し込みます。画像では片手ですが、実際に差し込むときは両手で少しずつ、垂直に奥まで差し込みましょう。

 強い力を入れなくても差し込むことが出来ます。どうしても入らない場合は、角度がズレているか異物が挟まっている可能性が有ります、一旦外して確かめましょう。

 差し込み終わったら、先ほどPCIスロットのフタから外したネジを閉めて固定しましょう。これで取り付けは終了です。
終了ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ  取り付け終了です。元通りにパソコンのカバーを閉めましょう。

最後に注意点をもう一つ
 サウンドカードは差し込むスロットの位置によって正常に動作しない場合があります。正常に動作しなかった場合は、スロットの位置を変更してください。差し込みスロットの変更で動作するようになる事はよくあることです。

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