このページは2009年01月22日に更新されました
Oddcast Old Version編
0 もくじ
1 マイクを用意しよう
2 放送に必要なソフトのインストール1
Winampのインストールと日本語化
3 放送に必要なソフトのインストール 2
Oddcast DSPのインストール
4 放送開始できるように設定しよう その1
5 放送開始できるように設定しよう その2
6 Oddcast DSPの【Adv Rec】ボタンと
サウンドコントロール
7 音楽+マイク同時放送と
スカイプ多人数放送をする方法
8 Dolphinの導入とねとらじフィルターについて
9 いよいよテスト放送を始めよう!
Oddcast Old Version編
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5.放送開始できるように設定しよう その2
 ここでは、放送のためのOddcast DSPの具体的設定方法を解説します。Livedoorねとらじのストリーミングサーバーへの接続設定や、配信する音声の音質やステレオ・モノラルの選択、放送タイトルやジャンル説明の入力、関連URLなどを設定することができます。

 ここではとりあえず、テスト放送を行い音声が正常に配信できるようにするための設定を行いましょう。番組タイトルその他・細かい点は後で自由に変更できます。これが終われば、放送用ソフトの設定は終了です。

5-1.oddcast DSPの設定をする
先ほど出現した【oddcast DSP】の設定を行います。

【Config】をクリックして設定コンソールを開きます。
このような画面が現れます。順番に一つ一つ設定していきましょう。
(@) Server Location の設定
 Livedoorねとらじの放送サーバーに接続するための基本設定です。

a.【Icecast2】にチェックを入れます。
b.【Server(Hostname or IP)】に接続先を
  • 「 203.131.199.131 」と入力。
c.【Port】接続先ポート番号を設定します。
  • 「 8000 」と入力。
d.【Password】ストリーミングサーバに設定されたパスワード
  • 「 ladio 」と入力します。
e.【Auto Reconnect】
  • 回線が切断された場合、自動的に指定した秒数で接続を再試行します。チェックしてもしなくても構いません。
サーバーIPとサーバーポートについて
 Livedoorねとらじには、2つのサーバーと、それぞれに10個の接続先(ポート)があります。テストが終わったら好きなサーバーとポートを使用しましょう。ただし、サーバーとポートは必ず以下の組み合わせで選択してください。
サーバー1:203.131.199.131 【8000〜8090 10番刻み】
サーバー2:203.131.199.132 【8100〜8190 10番刻み】

(A)ServerInfomationの設定
a.【Description】番組のタイトルです。
b.【Genre】:番組のジャンル名です、番組の説明や好きなコメントを入れましょう。
c.【URL】:関連URLです。自分で管理する掲示板やHPのURLなどを入れてリスナーを誘導しましょう。
d.【MountPoint】:自分の放送URLの末尾の文字列になります。「/」(スラッシュ)からはじめる必要があります。

※【IRC Channel・ICQ#・AIM Name】 には空白のまま何も入力しないでください。

 ねとらじフィルターを使えば、放送の説明文とDJ名表示もすることができます。ねとらじフィルターについては後述します。
d.【MountPoint】とサーバー・ポート・放送アドレスについて
 マウントポイントは放送アドレスの一部です。例えば、203.131.199.131のサーバーで、8000番ポートを使用し、マウントポイントに「/test1234」と入力すると放送用のアドレスは以下のようになります。
  http://203.131.199.131:8000/test1234.m3u
 同じ放送アドレスの放送を複数接続することはできません。マウントポイントは他の放送と被らないユニークなものにするか、繋がらない場合はサーバーやポートを変更してみましょう。
※文字化けする場合

 OSがWindows2000を使用している場合や、古いバージョンのWinampの場合、日本語化をしても番組名と番組ジャンル名に日本語を入力すると文字化けします。

 しかし、ねとらじのヘッドラインや聴取者側では正常に表示されますので、メモ帳などで日本語タイトルを書いた後、コピーするなどして好きな番組タイトルをつけましょう。

(B)LAME Option の設定
 放送の音質とステレオ・モノラルの設定をします。【Set LAME Option】のボタンを押すと次の画面が出てきます。

a.【GeneralEncodingOptions】放送の音質が決まります。
  • 【Bitrate】は32 【sample rate】は22050 【Mode】でステレオ/モノラルの設定ができます。Mono(モノラル)に設定しましょう。
b.【VCR/CDR Options】の設定
  • 【ConstantBitrate】にチェック、【VCR Quality】は1に設定。
c.【Presets】の設定
  • 【Presets】は【NormalQuality】に設定します。
    それ以外だと音楽ファイルを再生した場合、再生速度が変わってしまうことがあります。

MP3のビットレートについて
 ビットレート=放送の音質と考えてください。おおよそ右図のような関係で、数値を大きくするほど音質は良くなりますが、録音されるファイルサイズも大きくなります。

ステレオの場合のビットレート
 ステレオ配信の場合は、設定したビットレートの半分が左右それぞれのチャンネルに使われます。モノラルで64kbpsの音質と同じにするには、ステレオで128kbpsに設定する必要があります。
 以上でLivedoorねとらじのストリーミングサーバーへの接続設定は終了です。この状態まで設定すれば、すぐにでも放送が始められますが、接続よりも難しいのは配信する音声のコントロールです。次のページでOddcast DSPの音声配信機能の説明と、サウンドコントロールについて説明します。

次のページ 6.Oddcast DSPの【Adv Rec】ボタンとサウンドコントロール

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